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女性の活躍推進やワーク・ライフ・バランスの支援に取り組む市内の中小企業を認証する「かわさき☆えるぼし」の認証書贈呈式が1月16日、川崎市役所第3庁舎で開催。新規認証された23社が出席した。
かわさき☆えるぼしは18年度に創設。これまでに109社が認証を受ける。今年度は更新企業39社を含め65社が認証された。
あいさつに立った福田紀彦市長は「認証を受ける業種の幅が広くなってきている」と評価。一方で「国際的には日本のジェンダーギャップ指数は低い。国際機関の入ったシンポジウムを開く際、パネリストの半分が女性でないと、出席を拒まれる。日本でトップランナーであっても大したことはないという認識で向き合わないと取り残される。(認証企業には)振り切った取り組みで川崎市をけん引してもらいたい」と期待を寄せた。草壁悟朗川崎商工会議所会頭は「子育てと仕事が両立する制度を整備している職場は働きやすい。人材の多様性を受け入れている企業は総じて生産性が高い」と引き続き働きやすい職場づくりを目指してほしいとエールを贈った。
宮前区からは化粧品製造業の(株)しむら(川崎雅代代表取締役/本社=馬絹)が唯一新規認証された。同社は、従業員15人中14人が女性。短時間正社員制度を導入し、仕事と育児等の両立を支援。女性従業員が昇進意欲を積極的に持てるようメンター制度を導入したことなどが一因となった。更新企業には建設業の(株)NITTO(西野川)と福吉塗装(株)(犬蔵)が認証された。
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