エプソムソルトスクラブ
エプソムソルトは顔に塗っても大丈夫?メリットや塗り方を解説
季節の変わり目である秋冬は、肌にとって大変な時期です。気温の低下によって肌の代謝リズムが乱れ、湿度の低下が肌のうるおいを奪いがち。また、夏の紫外線や疲れが肌に影響を与えている方も多いでしょう。
「最近、肌がかゆい」「乾燥が気になる」という方には、エプソムソルト(マグネシウム)がおすすめです。エプソムソルトに含まれるマグネシウムは、肌にとって重要なアシルセラミドの合成を促進し、肌のバリア機能を高める効果が期待できます。
エプソムソルトは主に入浴剤として使用されることが多いですが、直接肌に塗って使うことも可能です。この記事では、エプソムソルトの塗り方やそのメリットについて詳しくご紹介します。
エプソムソルトは顔に塗っても大丈夫?
エプソムソルトは顔に使っても問題ありません。ただし、肌の状態や体調によって感じ方が異なる場合がありますので、まずは少量からお試しください。特に「エプソムソルトクリーム」や「エプソムソルトミルク」を使うことで、乾燥対策にも効果的です。
エプソムソルトに含まれるマグネシウムが、肌の保湿をサポートし、乾燥から守ってくれます。
エプソムソルトを塗るメリット
エプソムソルトを塗ることで、次のようなメリットが期待できます:
- マグネシウムの補充: エプソムソルトに含まれるマグネシウムは、肌から吸収され、身体に必要なミネラルを補充します。
- 肌のバリア機能の向上: マグネシウムは、肌に必要なセラミドの合成を促進し、乾燥や外部の刺激から肌を守ります。
- 筋肉の疲労回復: エプソムソルトを使用することで、筋肉のリカバリーにも効果があり、スポーツやトレーニング後にもおすすめです。
- リラックス効果: 筋肉の緊張をほぐすことで、心身のリラックスを促進し、ストレス軽減にも役立ちます。
エプソムソルトの塗り方
エプソムソルトを塗布する方法には、いくつかのバリエーションがあります。お好みの方法を選んで、日々のスキンケアに取り入れてみてください。
- エプソムソルトミルクを使う: 肌になじみやすいミルクタイプは、顔や全身に使いやすく、さらっとした使用感が魅力です。
- エプソムソルトクリームを使う: こっくりとしたクリームタイプは、乾燥が気になる部分にたっぷり塗ることで保湿効果が得られます。
- 好みのクリームに混ぜる: お手持ちのクリームにエプソムソルトを混ぜることも可能です。使用する分だけをその都度混ぜて塗りましょう。
- 粒子のまま塗布する: かかとや肘など、角質が気になる部分には、エプソムソルトの粒子を直接すり込むことで、滑らかな肌を実現できます。
エプソムソルトは塗るのと入浴、どちらがいい?
エプソムソルトの使用方法は、主に2つに分かれます。
- お湯に溶かして入浴剤として使う
- クリームや乳液と一緒に塗布して使う
どちらが良いかは一概に決められませんが、用途やシーンに応じて使い分けることが大切です。エプソムソルト入浴後にクリームを使用することで、さらなる効果が期待できます。
エプソムソルトの経皮吸収に関する研究結果
エプソムソルトの経皮吸収に関するいくつかの研究結果をご紹介します。
バーミンガム大学での研究結果
イギリスのバーミンガム大学で行われた研究では、エプソムソルト入浴によってマグネシウムが経皮吸収されることが証明されました。特に、リウマチの痛みが軽減されたと報告した被験者もおり、血中マグネシウム濃度の上昇が確認されました。
参照: Report on Absorption of magnesium sulfate (Epsom salts) across the skin, バーミンガム大学
国際ヘルスケアジャーナルに掲載された研究
国際ヘルスケアジャーナルの研究では、エプソムソルトの温湿布が膝関節の痛みを軽減する効果が確認されました。研究では、温湿布によるマグネシウムの経皮吸収が痛みの軽減に寄与したと結論づけられています。
参照: International Journal of Healthcare Sciences
まとめ
エプソムソルトは、入浴剤としてだけでなく、直接肌に塗布することで多くのメリットがあります。乾燥対策や筋肉の疲労回復、リラックス効果を実感したい方は、日々のケアにエプソムソルトを取り入れてみてはいかがでしょうか。