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新たな沖縄の産業として新聞に取り上げていただきました。

沖縄県産のヘナカラーを全国へ 

沖縄・南部の農家が栽培した

ヘナやインディゴを使用

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【南部】化粧品製造販売の「しむら」(神奈川県、川崎雅代社長)が1月から、通販カタログ誌「通販生活」で染毛料「琉球へナカラー 美ら艶」を販売している。県内南部の契約農家が栽培したへナやインディゴを使い、西原町の農業生産法人株式会社「西原特区村ちむてぃち」で乾燥加工や粉砕化、充填(じゅうてん)を行っている。全ての工程を県内で作り上げた“県産へナカラー”で、農家も「沖縄を代表する商品の一つになれそうだ」と期待を込めている。

 「通販生活」を発行している「カタログハウス」(東京都)では以前、海外産のへナを使った商品を販売していた。同社によると4万人超の愛用者がいる人気商品だったが、一部に化学物質が混入していたとして2013年に販売を中止した。「しむら」は国産原料だけを使用した商品作りを同社に提案し、約3年かけて「美ら艶」を共同開発した。

 契約農家の一つ、八重瀬町の「しらかわファーム」代表の神谷美枝子さん(78)によると、南部の土壌は「ジャーガル」と呼ばれる栄養豊富な粘土質の土で、「(へナの)栽培に向いている。サトウキビのように、沖縄を代表する生産物になれるはずだ」と話した。同商品には、髪の保湿成分として県産モズクやハイビスカスも加えられている。

「沖縄を代表する商品になるはず」と話す契約農家の神谷美枝子さん=6月、八重瀬町
 

県産のへナやインディゴ、モズクやハイビスカスを使用した「琉球へナカラー 美ら艶」
 
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