ヘナの使い方

・髪を濡らす

髪をぬるま湯でしっかり濡らします。髪は濡れるとキューティクルが開きます。
キューティクルが開かないままだと、ヘナで染まりにくくなってしまいますできる限り濡らしてください。
髪に整髪料を使用している時は、ノンシリコンのシャンプーで洗ってくだださい。
ヘナは髪ををコーティングして染めるので、整髪料などが残っていると染まりにくくなります。ヘナには髪や頭皮の汚れを取る働きもあります。
特に整髪料などを使用していなければ、シャンプーなしで、濡らすだけでも大丈夫です。髪を濡らした後は乾かさずに、タオルで水分をふき取るだけにします。

         

・髪の生え際の肌にクリームを塗る

ヘナは肌にも吸着します。ヘナが肌についても何日かたてば自然に取れます。
肌にクリームを塗っておけば、ヘナがついてもティッシュでふき取るだけで取れます。クリームはハンドクリームなどで大丈夫です。

         

・60度の温度のぬるま湯で

ヘナはお湯の温度が60度の時に、最も発色します。

         

・ヘナをぬるま湯で

ぬるま湯を少しずつ足して混ぜながら、これをマヨネーズくらいの固さにします。
ゆるすぎると頭に塗った後に、ヘナが顔に垂れてきます。固すぎると染まりが悪くなります。

         

・オイルを数滴混ぜる

ヘナは頭皮や髪の油を取ります。ヘナで染め続けると改善されますが、最初のうちは髪がパサつく感じがあります。
ヘナは油で染まりにくくなることがありません。
ただし、インディゴ入りのヘナを使用する時には、染まりが悪くなるのでオイルは入れないように注意してください。

         

・お気に入りの精油を入れる

ヘナにはハーブ特有の匂いがあります。気にならないという人がいる一方、あの匂いが苦手という人もいます。ヘナをお湯でとく時に、お気に入りの精油も数滴落とせば、香りに癒されます。

         

・使い捨てのビニールの手袋をする

ヘナは肌についても、何日かたてば取れますが、ヘナはタンパク質と吸着する性質があるので、爪はタンパク質でできており、爪にヘナが入ると、なかなか取れません。

         

・もみあげ→頭頂部→サイド→反対側のサイド→前髪→後ろの髪、の順番で塗る。

髪の毛の根元が染まるように、なるべくヘナは頭皮に近いところに、そして、染まりずらいところから少しずつすりつけていきます。髪を少しずつかき分けながら、頭頂部→サイドの髪を上から、下へ。塗り終えたら、逆サイドも同じように上から下へ縫っていきます。両サイドにヘナを塗り終えたら、前髪→後ろの髪も上から下へ。全部塗り終わったら、少し残しておいたヘナを髪の毛の真ん中から毛先にもたっぷりつけて、頭の上でおだんごにします。ヘナで固まるので、髪がおだんごになります。

         

・塗り終えたらサランラップで頭をおおう

髪に塗ったヘナが乾燥すると、染まりが悪くなります。ヘナの水分が飛ばないように、頭をサランラップでおおいます。

         

・保温し1時間放置する

ヘナの染まりを良くするために温度も大切です。ヘナが冷えてしまわないように、サランラップの上からタオルを巻き、さらにドライヤーで1~2分あたためます。タオルが暖かい空気を含み、ヘナが覚めにくくなります。ヘナが冷えないように、さらに保温アルミキャップで頭をおおいます。保温アルミキャップは100均でも購入できます。
キャップがない時は、ヘアキャップや、古いニット帽などでもOKです。冬場など気温が寒い時期は、なるべく暖房の効いている部屋で過ごします。ヘナ染めの時は、ここでしっかり置いておくとしっかり染まるので2~3時間置いても大丈夫です。

         

・1時間以上置いたら、ヘナを洗い流す

ヘナを洗い流します。
ヘナ染めの後、髪や頭皮は油を取られているので、シャンプー後にオイルを2滴ほど、髪にすりこんでおくとパサつきをおさえることができます。

         

・ヘナの色が明るすぎると思う時には

ヘナで染めを続けると、ヘナがきれいに発色してきます。ヘナは赤みがかったオレンジ色。ちょっと色目が明るすぎるな、と思う時にはインディゴで落ち着かせることができます。ヘナで染めた後に、もう一度インディゴで染めるとベージュや茶色に染まります。ヘナは天然のもので安心なのですが、それでもアレルギーが出ることもあるので、必ずパッチテストはおこなってください。ヘナはとにかく、使い続けると髪がつややかに健康になっていきます。

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